精密根管治療

ご自身の歯をできるだけ長く使っていただくために

当院では根管治療を専門とする歯科医師が在籍しています。根管治療でお悩みの方は、本駒込駅から徒歩30秒の「本駒込やまもと歯科」までご相談ください。

根管治療とは

根管治療とは

歯の中には、神経や血管が通っている「根管(こんかん)」と呼ばれる通路があります。この根管は細かく枝分かれしていたり曲がっていたりと、複雑な構造をしています。根管治療とは、細菌に感染してしまった根管をきれいに清掃した後、細菌が増えないよう専用の材料でしっかりと封鎖する治療です。

根管治療が不十分だと根管内に再び細菌が増え、将来的に痛みや腫れを引き起こす原因をつくり、再治療が必要になります。そのような治療をくり返すうちに歯はどんどん弱くなり、最終的には抜歯となるケースも少なくありません。精密な根管治療を行うことは、ご自身の歯を長く使っていただくためにとても大事なことです。

精度の高い根管治療のために

根管治療には精密な処置が必要です。当院では精度の高い根管治療を行うために、次のことに取り組んでいます。

取り組み1.治療時間を十分に確保します

取り組み1.治療時間を十分に確保します

当院では1回のご来院につき、1~2時間程度と十分な予約時間を確保して余裕を持って治療を行います。

根管の構造は人によって異なります。根管が複雑なほど、また細菌感染が重度なほど、治療回数が必要です。最後まで妥協せず、しっかりと治療します。

取り組み2.ラバーダム防湿をします

取り組み2.ラバーダム防湿をします

治療中は根管内に唾液が入らないよう、治療する歯の周りをラバーダムというゴムのシートで覆います。

治療器具が頬の内側や舌を傷つける心配がなく、治療に使用する水が喉に流れてくることもありません。安心して治療を受けていただけます。

取り組み3.歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用します

取り組み3.マイクロスコープを使用します

マイクロスコープを用いると、肉眼の3~20倍に拡大して歯の細部を観察することが可能です。根管は細く複雑な構造をしているため、根管治療では、マイクロスコープで歯の状態を確認しながら治療を行うことが重要です。

また治療中の様子を録画できるため、歯の状態をお見せしながら治療のご説明ができます。

取り組み4.歯科用CTを使用します

取り組み4.歯科用CTを使用します

必要に応じて、歯科用CTを撮影します。歯科用CTは、三次元的に根管の形や骨の状態を調べることができます。

根管治療した歯の特徴

どんなに良い治療をしたとしても、神経のある健康な歯と同じ状態に戻すことはできません。根管治療のゴールは、痛みや腫れなどによって日常生活に支障が出ることがなく、美味しくご飯が食べられる状態にすることです。響くような感覚や古傷が痛むような違和感が出ることもあります。根管治療は歯を削ることを伴う治療なので、歯の状態によっては治療はせずそのまま様子を見ることをおすすめする場合もあります。

~逆根管治療と意図的再植術~

通常の根管治療で治らないケースや、被せ物を外して根管治療ができない場合には、歯ぐきを少し開いて悪くなった歯の根の先端を処置する「逆根管治療」や一度歯を抜いて、お口の外で処置してから再度歯を戻す「意図的再植術」という方法もあります。
「歯を抜くしかない」とあきらめずに、ぜひ当院にご相談ください。これらの治療方法を用いることで、従来抜歯となっていた歯を救うことができる場合もあります。

※残念ながら、これらの治療が不向きなケースもあります。治療が適応できるかどうかについては、お気軽にご相談ください。

精密な治療は私費での治療になります。

CT撮影やマイクロスコープを使用した根管治療は、保険適用の治療より質の高い治療を受けられます。他医院で抜歯の説明を受けた方でも歯を残したいとお悩みの患者さんにとっては最適な治療方法です。
当院は、根管治療の再発や再治療のリスクを抑えるための精密な根管治療に対応しておりますが、自費診療となります。もちろん、保険適用での根管治療にも対応できますのでお気軽にご相談ください。

このような症状はありませんか?

次のような症状が見られる場合には、根管治療が必要かもしれません。お早めに当院までご相談ください。

Case1 冷たいもの、温かいものがしみて痛い、ズキズキ痛い

冷たいもの、温かいものがしみて歯が痛いと食事が楽しくないですよね。これらの症状がある場合、虫歯や歯周病などで歯の中に細菌が入り、根管内にある歯の神経が炎症を起こした「歯髄(しずい)炎」の可能性があります。

このような強い症状のある歯髄炎では、根管治療の一つである「抜髄(ばつずい)」、いわゆる神経を取る治療が必要です。抜髄をいかにしっかりと行うかが、その後の歯の寿命に大きく関わります。

歯髄炎を放置すると痛みが一旦落ち着くことがありますが、歯髄炎が治ったからではなく、歯髄が死んで痛みを感じなくなった可能性があります。死んだ歯髄を放置しておくとそこに細菌が増え、今度は歯の周りに炎症が生じてまた別の痛みや腫れを引き起こかねません。

症状の悪化を防ぐため、歯に痛みを感じた際は放置したり我慢したりせずお早めにご相談ください。

Case2 神経のない歯が痛む

「過去に神経を取ったはずの歯が痛い」ということがあります。これは、歯の周りの神経に炎症が生じ、食べ物を噛んだときや舌で歯を押したときに感じる痛みです。また歯ぐきが腫れたり、ニキビのようなものができたりすることもあります。
これらの症状が起きる原因としては、根管内で細菌が増えて歯の周りに炎症を生じる「根尖性(こんせんせい)歯周炎」になっている、もしくは歯が割れている「歯根破折(しこんはせつ)」が起きているという可能性が考えられます。

根尖性歯周炎

「根尖性歯周炎」は、虫歯によって歯根の先に炎症が起こる病気です。根管の構造が複雑で細菌が増えやすいために起こります。

「根尖性歯周炎」には、根管治療の一つである「感染根管治療」が必要です。このとき活躍するのが、マイクロスコープと歯科用CTです。マイクロスコープを使用すると、小さな歯を拡大して観察できるため、精密な処置が行えます。

また歯科用CTでは歯を3D画像で確認できるため、根管がどのような構造になっているか把握できます。当院ではこれらの機器を使って、精度の高い根管治療を行います。

歯根破折

「歯根破折」と呼ばれる歯が割れている状態でも、根尖性歯周炎と似た症状が起きます。歯が割れてしまうと、残念ながら歯を抜かなければ痛みや腫れを治すことは難しくなります。歯根破折があるかどうかを調べる際にも、マイクロスコープは重要です。

歯根破折

このように、似た症状が出る「根尖性歯周炎」と「歯根破折」ですが、治療方針は異なります。診断では、両者の鑑別が重要です。

一度治療した歯が悪化した場合、なにかしら原因があります。歯の異常にはさまざま々な原因が考えられますが、何度も根管治療を繰り返しているが治らないという場合は、ぜひ一度ご相談ください。

なお、歯やお口の状態によっては、歯根破折のように抜歯した方が良い場合もあります。患者さんのご希望を伺いながら、治療の選択肢をご提案します。

治療後はすみやかに詰め物、被せ物を行うことが重要

治療後はすみやかに詰め物、被せ物を行うことが重要

根管治療が終わった歯は、すみやかに詰め物や被せ物をします。根管治療後、仮の詰め物のまま長期間放置してしまうと、仮の詰め物が緩み、再度根管の中に細菌が入ってしまうことがあります。また、根管治療後の歯は弱く割れやすいため、しっかりと被せ物で補強することが重要です。被せ物にはさまざまな種類があるため、患者さんのご希望に合わせてご提案します。